東京2020オリンピック/パラリンピックと神戸第54団

コロナ禍のオリンピック/パラリンピック。全国のボーイスカウト/ガールスカウトが分担して各国/地域の国旗を掲揚し、歓迎の意を示しました。
神戸54は「赤道ギニア」を担当。TOKYO2020公式HPの「選手村 ウェルカム動画」にも小さくですが掲載され、機関誌「SCOUTING」の表紙にも載りました。

(公開) 2021.9.20
(更新) 2021.11.16

選手村 開村式 歓迎セレモニー中止

コロナ禍で1年延期された東京2020オリンピック/パラリンピック。

当初の計画では、全国のボーイスカウト/ガールスカウトが選手村の開村式に参加し、各国/地域の旗を掲揚して歓迎の意を示すはずでした。しかしながら、直前の緊急事態宣言(4回目)・無観客開催の方針を受け、歓迎セレモニー等はなくなり、静かな開村式となりました。

全国各地で各国/地域の旗を掲揚

代わりに、ボーイスカウト/ガールスカウトが各地で分担して、各国/地域の旗を掲揚。世界から来日した選手のみなさんに、歓迎の意を表しました。

その様子が一本の動画(選手村 ウェルカム動画)にまとめられ、選手村に設置されたデジタル・サイネージで何度も流されました。掲揚の様子は、15×15分割された画面に全国200拠点分がまとめて掲載されているため、1つ1つは小さいですが。0:27~0:37の約10秒間です。

神戸54は「赤道ギニア」を担当

神戸54は「赤道ギニア」を担当しました。

大西洋/ギニア湾に面するアフリカ中西部の国です。人口は140万人くらい。2000年シドニーオリンピックの競泳では、世界から賞賛されました。「オリンピックは、(勝つことではなく)参加することに意義がある[近代オリンピックの父 クーベルタン]」という言葉を思い出させてくれた国です。

掲揚は、ローバースカウト(大学生年代)1名とベンチャースカウト(高校生年代)1名が担当しました。

ボーイスカウト日本連盟の機関誌「SCOUTING」2021.9月号の表紙にも載りました。「ジャンボリー」の「リ」の下くらいです。

その他の国々

ボーイスカウトが担当した106の国/地域は以下の通りです。
[ ]内は担当した都道府県連盟。太字は兵庫連盟が担当した10カ国・地域。

アイスランド[北海道]、アゼルバイジャン[新潟]、アメリカ[沖縄]、アルジェリア[埼玉]、アルバ[富山]、アルメニア[石川]、アンティグア・バーブーダ[石川]、イエメン[福井]、イタリア[埼玉]、イラン[長野]、インドネシア[神奈川]、ウクライナ[神奈川]、ウルグアイ[神奈川]、英領バージン諸島[兵庫]、エジプト[千葉]、エスワティニ[神奈川]、エリトリア[神奈川]、オーストラリア[神奈川]、オマーン[神奈川]

ガーナ[東京]、ガイアナ[神奈川]、カタール[静岡]、ガボン[京都]、ガンビア[静岡]、北マケドニア[静岡]、ギニアビサウ[静岡]、キューバ[埼玉]、キリバス[静岡]、グアテマラ[千葉]、クウェート[千葉]、グレナダ[千葉]、ケイマン諸島[東京]、コートジボワール[熊本]、コソボ[愛媛]、コロンビア[埼玉]、コンゴ民主共和国[東京]

サモア[香川]、ザンビア[徳島]、ロシア・オリンピック委員会[東京]、シエラレオネ[長崎]、ジャマイカ[東京]、シリア[佐賀]、ジンバブエ[長崎]、スウェーデン[大分]、スペイン[鹿児島]、スリランカ[兵庫]スロベニア[兵庫]赤道ギニア[兵庫]、セルビア[埼玉]、セントビンセント・グレナディーン[兵庫]ソマリア[兵庫]

タイ[埼玉]、台湾[東京]、タジキスタン[兵庫]チェコ[兵庫]中央アフリカ共和国[兵庫]、チュニジア[島根]、チリ[滋賀]、デンマーク[三重]、トーゴ[岐阜]、ドミニカ共和国[岐阜]、トルクメニスタン[山口]、トンガ[広島]

ナウル[岡山]、ニカラグア[鳥取]、ニュージーランド[和歌山]、ノルウェー[千葉]

ハイチ[兵庫]、パナマ[愛知]、バハマ[愛知]、バミューダ[千葉]、パラグアイ[東京]、パレスチナ[愛知]、バングラデシュ[愛知]、フィジー[愛知]、フィンランド[愛知]、プエルトリコ[愛知]、ブラジル[埼玉]、ブルガリア[青森]、ブルネイ[岩手]、米領サモア[宮城]、ベトナム[秋田]、ベネズエラ[福島]、ベリーズ[山梨]、ベルギー[群馬]、ボスニア・ヘルツェゴビナ[栃木]、ボリビア[茨城]、香港[茨城]

マーシャル諸島[佐賀]、マダガスカル[福岡]、マリ[奈良]、マレーシア[埼玉]、南アフリカ[福岡]、ミャンマー[埼玉]、モーリシャス[奈良]、モザンビーク[奈良]、モルディブ[京都]、モロッコ[京都]、モンテネグロ[東京]

ラオス[東京]、リトアニア[東京]、リヒテンシュタイン[東京]、ルーマニア[東京]、ルワンダ[東京]、レバノン[東京]、難民選手団[東京]

※ 掲載順・国名等表記は組織委員会のリストによる。国名等では一部略称を用いた。

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