神戸54ボーイスカウト隊のご紹介
”忍耐と微笑み”が合言葉
対象年齢は、小学5年生の9月〜中学3年生の8月まで(4年間)です。
◆神戸54ボーイはこんな隊です！
地元六甲山にとどまらず、近畿一円に活動の場を広げながら、年間を通して数多くの活動を行っています。体力的・精神的にハードな活動が多いのですが、活動を通して得られる自信がスカウトたちを逞しく成長させるようで、嬉しそうに武勇伝を語る姿は自信に満ちあふれています。スカウト技能はまだまだ未熟ですが、体力・精神力の強さは自他共に認めるところ。そんな神戸54ボーイ隊の合言葉は「忍耐と微笑み」です。苦労の中にこそ真の楽しさがあります。簡単にできることをやってもつまらない、「難しいくらいがちょうど良い」のです。
パッキングの巧拙を実体験から学習します。
ボーイ隊の教育は、班という小集団活動をベースに行われます。班同士が互いに競い合い、切磋琢磨することがとても重要で、理想的には4つの班が必要とされています。ただ実際には、4つの班をもつ隊は全国的にも珍しく、神戸第54団はその数少ない団のひとつです。スカウトは最初に配属された班に４年間所属し続け、仲間と共に笑い、泣き、怒り、汗を流しながら、いわゆる”同じ釜の飯を食う”関係を築きます。そして、最年長学年になれば、今度は班を率いる立場になります。長い時間をかけて、立場を変えながら集団におけるメンバーシップ／リーダーシップを養う、これこそがボーイ隊教育の真骨頂です。カブで終わってはもったいない！ボーイ隊を経験せずにボーイスカウトは語れません。
◆保護者の皆様へ
子供たちは”即効性のある答え”を欲しますが、本当に必要なものは”答えを自分で導く力”です。指導者は子供たちが自ら考え出すまで手を出さず、「育てる」のではなく「育つよう助力する」ことに徹します。そのため、他の習い事に比べて成果は遅行性ですが、身についた力は一生の財産です。
◆数字で見る神戸54ボーイ（2018.12時点）
・隊集会：年間40日程度
・班集会：班別に任意に実施
・人数 ：40
・男女比：男子30、女子10
・班の数：4（ウルフ、シロクマ、タカ、ヤギュウ）
・指導者：隊長1、男性副長10、女性副長3
※指導者は全員が専門の指導教育課程を修了
年間プログラム例
活動年度の始まりは９月です。活動計画は毎月実施される班長会議において決定し、各班が競い合う隊集会での勝利を目指して、各班が自主的にトレーニングを行います。活動の総決算は８月に実施される夏期野営で、ここで最優秀班を獲得することが１年間の最終目標です。
◆年間の活動例
＜秋＞
・班長訓練キャンプ（1泊2日）
・上進式
・歓迎キャンプ（1泊2日）
・地域防災訓練奉仕
・釣り
・神戸地区技能大会
＜冬＞
・六甲全山縦走
・夜警／耐寒キャンプ（1泊2日）
・旗揚げ式
・早朝登山（2週間）
・冬季陸上競技大会／餅つき
・震災黙祷の会
・スキー訓練
・東灘放水大会奉仕
・B-P祭
・救急法講習会
＜春＞
・ロッククライミング
・春季野営（2泊3日）
・仏教修行体験
・サイクリング（2泊3日）
・障がい者スポーツ大会奉仕
＜夏＞
・カブ隊との交流
・ウォータースポーツ体験
・夏期野営（5泊6日）
・ジャンボリー（7泊8日～）
・上進者送別会