『Earth Tribe(アース・トライブ)(地球を守る一族※)』
世界スカウト機構(WOSM)が提供する新しい環境教育プログラムが始まりました!! 日本だけで無く、世界中のスカウトが取り組むプログラムです。
SDGs達成目標と結びついたプログラムで、地球の自然環境保護について「知る」「協力する」「実行する」取り組みです。しかも、今回は「ビーバースカウト」向けプログラムが準備されています!
さっそく神戸54ビーバーでもチャレンジしました。まずはStep1「知る」を完了し『Earth Tribe バッジ』の着用が許可されました。
※地球を守る一族: 神戸54ビーバー隊長の意訳です。
(公開) 2022.2.27
(最終更新) 2022.3.13
新たな環境教育プログラム Earth Tribe(地球を守る一族)
世界スカウト機構(WOSM)では、世界共通プログラムを開発するとともに、約10年サイクルで見直しも行っています。これまで環境教育プログラムとして『世界スカウト環境バッジ』が提供されていました(日本では2012年導入)。残念ながら、ビーバースカウトは対象外でした。
その『世界スカウト環境バッジ』 が従来の「環境保護」要素に、「再生エネルギー」「プラスチック汚染」という2つの要素を加え、『Earth Tribe』というプログラムへリニューアルされました。2020年から世界のスカウトがチャレンジを始めています。
日本では翻訳作業や、進級課目やチャレンジ章、技能章などとの読み替え作業を経て、2021年春頃から案内が始まりました。8月に隊長用ガイドver0.4、2022.2月に隊長用ガイドver1.0が発行されました。
しかも素晴らしいことに! 今回のリニューアルに合わせ、ビーバースカウト向けの内容が加わりました。神戸54ビーバーでも本格的にチャレンジを開始しました!
- スカウティングとSDGs ネイチャーチャレンジ (SCOUTING 2021.9月号(pp6-7))
- スカウティングとSDGs エネルギーチャレンジ (SCOUTING 2021.11月号(pp8-9))
- スカウティングとSDGs プラスチックチャレンジ (SCOUTING 2022.3月号(pp18-19))
4つのプログラム/3つのチャレンジバッジ
『Earth Tribe(地球を守る一族)』には4つのプログラムが用意されています。
『環境へのより良い選択』と『自然と生物多様性』の2つのプログラムは、ともに『ネイチャーチャレンジ』のためのプログラムです。どちらを履修しても、同じパンダをあしらった『チャレンジバッジ(ネイチャー)』が授与されます。
「再生エネルギー」「プラスチック汚染」 という新たに加わった2要素に対応するプログラムが『クリーンエネルギー』と『健康な惑星』です。それぞれ、太陽とキャンプをあしらった『チャレンジバッジ(エネルギー)』 、海とプラスチックゴミをあしらった『チャレンジバッジ(プラスチック)』 が授与されます。
それぞれのプログラムにローバースカウト向け(大学生等)、ベンチャースカウト向け(高校生)、ボーイスカウト向け(小学校高学年~中学生)、カブスカウト向け(小学校中学年)、そしてビーバースカウト向け(幼稚園~小学校低学年)が用意されています。
ビーバー/カブ向けは「経験すること」に、ボーイ/ベンチャー/ローバー向けは「できるようになること」に重点をおいた内容です。それぞれの年代に合わせたプログラム設計になっています。
ビーバー向けプログラムが開発されたことは、けっこう革新的な出来事です! ありがたいです。
また、どの年代向けプログラムもStep1「知る」、Step2「協力する」、Step3「実行する」の3ステップで構成され、5つ程度の細目が用意されています。細目をすべて履修することで、チャレンジバッジが授与されます。
隊員、隊リーダーだけでなく、保護者や兄弟姉妹、友人/体験入団者や地域のボーイスカウト支援者も巻き込んで取り組むことができます。
まずはStep1「知る」~「Earth Tribeバッジ」を目指して
4つあるプログラムのどれであっても、最初のプログラムのStep1「知る」を完了した段階で『Earth Tribeバッジ』の着用が許可されます。
神戸54ビーバーでは、2月に科学館見学を予定していました。しかしながら、新型コロナウィルス感染症第6波に伴う蔓延防止等重点措置実施期間に入り、屋内での大人数の活動は見送ることとしました。
代わりに、10人以下の小グループに分かれ、自然の中を歩くグループハイク(自然ハイク)を実施することにしました。今回、この活動と親和性の高い『自然と生物多様性』プログラムに取り組むこととしました。
ネイチャーチャレンジ~『自然と生物多様性』
『自然と生物多様性』プログラム のStep1「知る」の学習目標は2つ。
- 自分の地域のことを知る。
- 地元の生き物やその棲息地について学ぶ。
この学習目標を意識しながら、取り組む細目は2つ。
- 自然の生き物や天気などを気を付けて見る。
- ピクニックや探検に出かける。
どちらも、神戸54ビーバーでは、日常的に取り組んでいる内容です♪ いつも以上に、自然を意識しながら、暖かい六甲山系のハイキング(10km弱)を楽しみました。
まずは「Earth Tribeバッジ」全員getです!
※当日、学級閉鎖/自宅待機等のため参加できなかった隊員は、別日の活動でフォローしました。
神戸54ビーバーでは
ビーバー段階から
班制教育を導入
(ぞう、きりん、
いるか、らっこ)
グループ別に
時間差集合し、
ハイキングに
出発です
メインプログラムは
写真追跡ハイク
八幡谷/山の神
~七兵衛山
~横池~風吹岩
~金鳥山
~保久良山/保久良梅林
10km弱のコースです
いい天気!
天気も
『自然と生物多様性』
プログラムの
注目ポイントです
お魚
水鳥
イノシシには
出会えません
でしたが
ここは
彼らの
テリトリーです
梅林を抜けて
ゴールに
向かいます
梅が
ほころび
始めてました
【メール本文にご記載ください】
①体験者(お子さま)のお名前、②体験者の性別
③在籍の小学校名/幼稚園・保育所名、④学年
⑤ご連絡先(メールアドレス)
⑥ご連絡先(携帯電話等の番号)
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